先週のベトナムとASEAN関連の気になったニュース。ちょっと多めの12個。
豪金融大手ANZ、12年にベトナム通貨ドンは2%下落と予想
ANZによる予想。6月と7月が貿易黒字となったことで、ドン高を予想する声も出始めているが、ANZはドン安と予想。今後、どうなるか…。
中国からシフト!? 台頭するASEANに注目!なかでもタイは投資の最有力候補だ!「ASEAN証券取引所」構想スタートで絶好の投資機会到来
雑誌「ZAI」によるASEANマーケット案内記事。ASEAN経済入門情報と有力タイ企業の紹介があり、参考になる。
ベトナムの証券市場の発展を阻害する企業情報開示の不十分さ=大和総研
ベトナム証券市場がどれだけいい加減かという記事。ASEAN証券市場の株価が軒並み上昇を続けるなか、独り負けのベトナム株式市場。今後の反転を期待するなら、情報開示が一つキーワードかも。
残業時間・休日・定年――改正労働法の主要点
今回の改正点のポイントは、産休が4カ月から6カ月になったこと。職場の同僚が半年休むことに、補充の人を入れて欲しいと思うか、既存メンバーでやって行こうと思うか。派遣ができないベトナムで、企業は厳しい選択を迫られることになるかも。
ベトナム電力公社、保険など事業部門売却へ
赤字が続くベトナム電力公社(EVN)のリストラクチャリング情報。一気に改革が進むのかと思ったら、意外と時間がかかっているような。今後に注目。
国営企業は巨額赤字・未払い債務抱える=国家監査院報告で判明
ほぼ全てのベトナム国営企業グループは赤字を抱えているというニュース。このままいくと、国営企業の株価が下がり過ぎて、暴動でも起こるのではと心配になる。ストックオプション制度を採用して、社員持ち株会を多数の国営が導入したはずだが。
飛躍的な発展を見せるベトナムICT産業コンテンツ業界の萌芽、ゲーム開発企業が台頭
ベトナムでICT産業が成長してきたというニュース。同産業の成長のカギは「決済」と「配送」だとか。個人的には、「日本企業がどこまで開発方法を変えることができるか」も大きな要素だと思う。
ベトナム航空が20機導入 国産小型ジェットMRJ
三菱航空が開発するジェットMRJを20機購入するという記事。技術移転とセットらしい。裾野産業がないベトナムなら、技術移転は実質不可能という判断で、企業も技術移転に合意したのかな?
ベトナム佐川/新開発のドライバー用端末を導入
佐川急便がドライバー用端末を導入したというニュース。企画・設計はSGシステムが実施し、開発は中国の合弁会社。その製品を端末を始めて目にするベトナム人が使用する。なんとも、グローバルな展開だ。
韓国とベトナム 6日にFTA交渉開始を宣言
韓国とベトナムがFTAを結ぶというニュース。参考までに日本はベトナムとより包括的なEPAを結んでおり、2009年10月1日に発効ずみ。
ベトナム中銀総裁、銀行貸出金利が来年10%未満になる可能性示唆
まだ8月だが、来年の貸出金利の動向に関する記事。ベトナム経済で今注目を集めるのは、インフレ率の推移と政策金利の動向。今年は絞ったから、来年は緩めるようというメッセージかも。
大塚製薬 ポカリスエット 合弁会社を設立しベトナムに進出 17カ国地域でグローバル展開へ
ポカリスエットの大塚製薬がベトナムで合弁による現地法人を立ち上げたというニュース。気になったのは独資100%ではなく合弁形態での進出という点。販売目的が故にということだろうか。
以上です。
0 件のコメント:
コメントを投稿