新年、あけましておめでとうございます。
さっぱり正月気分にはなれないのですが。
2012年に突入しました。
昨年は色々なことがありました。個人的にはハノイからホーチミンへの異動。3年近く住み慣れた土地から別の土地へ移るというのは、勝手が違い戸惑いも多かったです。
まず同じ国なのに、ここまで違うのかと思わせるホーチミンの生活インフラの充実度。ハノイではコンビニもなければ、夜10時を過ぎると殆どの店が閉まっていました。でも、ホーチミンは眠らない街。24時間、街に灯りがともっています。
そして、おらが街自慢の大合唱。ホーチミンの人はハノイの人以上に、ハノイとホーチミンのどちらがいいかを熱く語り合います。ハノイにいるときは半ば自虐的にハノイとホーチミンを比較することが多かったのですが、ホーチミンに来たとたん、それはマジに変わります。
もちろん結論は「ホーチミンがいい!」という流れへ。ハノイにいる時はそんなに意識しなかった両都市の違い。しかしホーチミンにいると、いやでもハノイを意識させられます。ベトナム人が感じるハノイとホーチミンに対する意識がちょこっと分かりました。
ところで、2012年にベトナムでやりたいこと。
せっかくホーチミンにいるので、ホーチミンにいるからこそできることを、やってみたいです。
一番は周辺国への旅行。ハノイからは格安航空のAir Asiaが殆ど利用できません。路線があるのはハノイーバンコク(タイ)間とハノイークアラルンプール(マレーシア)間の2都市のみ。
一方、ホーチミンからは上記2都市に加え、ジャカルタ(インドネシア)へもいけます。またASEAN諸国のみならず、オーストラリア(3都市)、ニュージーランド(1都市)、インド(2都市)、フランス(1都市)、イギリス(1都市)の計8カ国11都市をカバー。この違いって、いったい何なんだろう?
Air Asiaの経営戦略もあると思いますが、ベトナム政府の許認可方針も見え隠れするところ。この実利と建前のアンバランスさが、ベトナムらしくて好きな所。
ところで、ビエンチャン(ラオス)やプノンペン・シュムリアップ(カンボジア)へはハノイからもホーチミンからもAir Asiaは就航していません。近すぎるのも困ったもんです。
そして趣味の読書の量と幅をもっと広げようかなと。これまでは日本語書籍は入手することが本当に難儀でした。しかし、2011年あたりから電子書籍として販売される書籍が少しずつ充実してきました。
この電子書籍の書籍は海外にいると、非常にありがたい存在です。特に、ベトナムのように日本人がまだ1万人程度しか在住しない国では、日本語書籍の入手が本当に難しい。海外展開する紀伊国屋もシンガポール(3店舗)、インドネシア(3店舗)、マレーシア(1店舗)、タイ(3店舗)と展開しているようですが、ベトナムには展開する兆しすらありません。
以前のエントリー(「たくましく!:【書評】そこに日本人がいた!-海を渡ったご先祖様たち」)でも触れたのですが、今や日本人は海外に約300万人は在住していると思われます。その規模は都道府県別人口数ランキングでも10位の静岡県(370万人)や11位の茨城県(290万人)に匹敵するレベルです。
日本の出版社の皆さん!海外にいる日本人にちょっと目を向けてください!そこそこのマーケットが広がっているとは思います。
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ということで、2012年は旅行と読書で楽しんでやろうと!
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