tnaru @ glocal: ベトナムとASEAN関連の気になったニュース：7月8日～7月15日

先週のASEANとベトナムをキーワードに、気になったニュースを８個ピックアップ。

ASEAN・インド月報（PDF）

毎月発表される、東京三菱UFJ銀行のアジア地域レポート。アジア地域の経済動向参考資料として。

物流の視点から見たＡＳＥAN地域。ベトナムには規模を問わず、ほぼ全ての物流会社がその拠点を構えていると言われる。

おそらく、物流はベトナム日系コミュニティーで最も激しく競い合っている業界。

クレジットカード会社、クレディセゾンがベトナムに駐在員事務所を開発したというニュース。

現在ベトナムで金融関連の事業ライセンス取得は至難の業と言われている。だから、同社は現地法人ではなく駐在員事務所なのかな？

ベトナム、特に南部で積極的な工業団地開発が進んでいるというニュース。

ところで、最近一番需要が高いと言われているのは、500㎡程度の敷地の、いわゆるレンタル工場。一方、開発が進むのは最低区画5,000㎡以上のいわゆる標準工業団地。

テマがかかるが需要が見込める小規模レンタル工場の開発を進めるか、効率的に稼げる標準工業団地開発を進めるか。現地の開発業者は悩みどころだとか。

エアアジアの本部がマレーシアからインドネシアに移転したというニュース。

気になるのは、なぜインドネシアなのか。同社の拠点はインドネシア、タイ、マレーシア、フィリピン、日本。この5カ国の中で、なぜインドネシアを選んだのだろう？

ベトナム企業の倒産が2万6千社を突破したというニュース。今年に入って、ベトナム企業の倒産件数が急増している。

例えば、

現地にいると、さほど不景気を感じるほどでもないのだが。

日清食品のベトナム工場が完成したというニュース。工場は南部ビンズオン省のVSIPⅡで、製造開始は2012年7月から。

現地ではエースコックがインスタントラーメンの最大シェアを占めている。エースコックばりの販売網を開拓できるか。

ベトナムでは販売網の確立がカギだと思う。

WIPO（世界知的所有機関）とビジネススクールのINSEADが各国の技術革新度合いをランキング。ベトナムは76位になった模様（「Global Innovation Index ranking」PDFより）

141か国中76位なので、ちょうど半分程度。いいのか、悪いのか…。

ということで、今週は８個の記事をピックアップしました。