先週あったベトナムを中心としたアセアン域内諸国の動き。気になったニュースをピックアップしました。
※画像は「Viet Nam international film fest focuses on Asian picturesPosted」より。
今週気になったベトナムを中心としたコラムや記事など9個です。
ベトナムでの自動販売機(飲料自販機)の市場調査- Part 3
ベトナム国内の自動販売機設置に関する調査レポート風記事です。国内で流通する紙幣中心のお金や治安が課題だとか。個人的には、流通ルートが未発達なベトナムで、商品の補充をどうするかも気になるところです。
ベトナム国内市場は飽和したか、伸び悩むバイク販売
ベトナム国内のバイク市場規模が飽和状態の可能性ありとの記事。バイク保有台数は3,000万台を飽和水準の目安とした場合、既に3,300万台に達している模様。こりゃ、大変だ!
成長が期待されるベトナムのリテール金融ビジネス
ベトナム国内金融事情に関する野村資本研究所の発表論文の要約。同レポートはネットバンキングを含めた成長性を指摘しています。
ところで、現在のベトナム国内では、まずは乱立する金融機関の整理統合が喫緊の課題として叫ばれています。新規外資金融関連企業の参入はほぼ不可能との噂もあり…。
「 ベトナムとインドネシアでもハイヤーを 」 『Limotrip』(リモトリップ)にて新たに2カ国でハイヤーの手配が可能に。
インドネシアとベトナムにハイヤー手配会社が進出したというPR記事。僕が気になったのは進出先国。やはりインドネシアとベトナムだったということ。両国はアセアン諸国でツートップを張る進出先人気国の一方、ソフトインフラが追いつかない点が共通する課題のようです。
アセアンと中国の貿易構造:大和総研Economic Report「ASEAN NOW」
アセアン諸国で中国から一番稼いでいる国はマレーシア。一方、赤字なのはベトナムのようです。
ところで、2011年のタイ洪水の影響で電気機器の中国への輸入は、タイからベトナムへシフトした様子があるようです。おそらく、ベトナム進出日系企業各社から中国への輸出が増加したのだと思いますが。
ベトナムで「韓流」が大人気、海外ドラマの7割が韓国産=韓国
ベトナムでも韓流ドラマが大人気という記事。気お付けたいのは韓国はテレビドラマを国策として無料提供している現実。「ベトナム国内海外ドラマの70%を占める」、そりゃ、当然!
ところで、無償のドラマに加え、携帯電話と家電は韓国のイメージアップに大きく貢献しているように見えます。一方、日本の影が薄くなりつつあるような…。
消費文化の理解で勝つ、ベトナムロッテマートの戦略
ベトナムで活動するロッテマート関連記事。ベトナム製品の取扱い率向上とプライベートブランドの取扱いをポイントにしているようです。プライベートブランドはフランス系スーパーBig Cでも進めており、いち生活者として重宝しています。
日系ではファミリーマートが展開を開始し、イオンの進出が決まっています。いち現地生活者として、「是非プライベートブランドを!」
第13回 ベトナム-商標権を獲得した後の使用許諾等について
商標権を問わず、ベトナムで契約を結ぶ際に参考となるコラム。当事者間で合意していれば、準拠法に関係なく契約締結が可能。しかし、ベトナム国内法に反しない限りという条件付きです。ベトナムはまだ法律が整備されていないので、色々と齟齬がでてくるのですが。
ところで、一般的にベトナム国内で契約を交わす場合はベトナム語で書かれた契約書のみが有効。日本語や英語はあくまでも参考資料という位置づけです。ご注意あれ。
国境を越えて通勤するマレーシアの人々
シンガポール事情の解説記事。やっぱり、大陸は違いますね。通勤で毎日国境を超えるんですから。なお、同記事の次号はベトナムだとか。楽しみです。
ということで、今回は9個のコラム記事です。次回からはもう少し時事ネタも含めて行こうかと思います。
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