ところで、今いる職場のチームメンバーを紹介しておこうと思います。
ベトナムで成功する秘訣。それは、ベトナム人といかに上手に仕事を一緒にできるか。
でも、これって簡単じゃない。
グチを言う前に、今いる職場で一緒に働くベトナム人を紹介したいと思います。今後、彼・彼女らとの笑ってしまうようなやり取りを、このブログに書いてしまうかもしれないので。
ベトナム人3名+日本人1名の合計4名のチームです。
今のチームは僕を含めて総勢4名で構成されています。男2名と女2名。日系企業だと女性が職場の7割から8割を占めることが多いのですが、総勢4名の小規模所帯ということで女性が半分です。
まず一人目がTばーちゃん(仮称)。ベトナムの日系企業では珍しく50代の女性です。この方、幼少期にはフランス語の文学書や詩を原書で読みあさっていたそうです。でも、時代は英語の時代へ。急きょ英語と日本語を勉強し、若かりしころは日本語通訳としても名を馳せていたとは本人の弁。
1960年代生まれということで、戦争経験者。独身。そりゃ独身だろうと日々思わせてくれます。
2人目はTさん。20代後半の女性です。非常に真面目で、コツコツ型です。旦那もいますが、職場で無駄口を一切叩かないので、彼女のプライベートはミステリーと化しています。いつかその牙城を崩してやろうと思っているのですが、中々その守りは固く…。
最後はT君。2011年の3月に日本の大学を卒業したばかりの新卒社員です。期待の新人として大切に育成するように指示が来ています。僕としては、「そんなの無理!」と思う日々が続いています。
ところでこのT君、日本の大学卒業ということで、少し前まで非常に天狗でした。ところが、あるデカイミスをしてから、急におとなしく素直な好青年に大変身です。これが一過性のものなのか、大きく飛躍するための準備期間なのか、今観察中です。
そして、彼・彼女たちからの僕への評価は、「こんな日本人、見たことない」というもの。これはハノイの勤務時代にも職場のベトナム人全員から言われ続けたことです。
これは皮肉なのか、賞賛を含んでいるのか。意味するところはわかりません。
確かに僕自身、大学卒業後の社会人としての基礎期間に、海外で学生生活をやっていました。その後、一度日本へ戻って社会人を5年程度やったものの、今度はベトナムへ。
文字通り「日本人らしくない、日本人」になっているのかもしれません。
そして、職場では「日々是挑戦」、そして敗戦。
ということで、こんな4人で一緒にチームを組んで仕事をしています。予備校の壁に掲げてあった「日々是挑戦」の言葉が毎日僕の頭の中を巡ります。職場では「日々是挑戦」であり、「日々是決戦」であり、そして「日々是敗戦」。
なんとか、ならないのかなー。
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